美容師の印象

日本人女性は黒髪が良い、という考え

女性たちがこぞってせっかくの黒髪をカラーリングをして色を変えるようになったのは、一つは社会的に女性の地位が向上したことも関係あるのかもしれませんね。それまでの女性たちというのは「女性らしくしている」と言う事が男性から求められていたように思います。たとえ会社で働く女性であっても、女性の役割は周囲を和ませるとか、会社の看板娘とか、そういうポジションにおかれてしまう事もしばしばでした。大和撫子、と言われている様なそういうのが日本女性のあるべき姿、という考えがまだまだ強かったのかもしれません。それが女性の社会的地位が認められるようになると、女性の方も「日本人女性は黒髪が美しいのだ!」という男性の目線を否定したくなってきたのかもしれませんね。海外の女性たちがいち早くオフィスなどで颯爽と歩いている姿に重ね合わせて、自分たちも軽やかな髪色でバリバリと働くカッコいい女性になりたい、という意識があったのかもしれません。もちろん髪色と仕事の出来は全く関係ありませんが、少なくとも男性から求められている「大人しい女性」と言うイメージがカラーリングをする事によって覆ることもあったのかもしれません。いつまでも「黒髪の美しい日本女性」と言う考え方をされるのは、確かに時代錯誤でもあります。